◆2011-12第7回和田勇賞授賞式・「和田勇物語」感想文最優秀賞表彰式
 <最優秀賞作品発表>
【小学校の部・最優秀賞】
「和田勇さんから思った事」
伊藤悠矢君(志賀小学校5年)
和田勇さんは、子どものころ、アメリカに住んでいたけど、
家は貧しかったから、両親と別かれ、
数年和歌山県の由良町で過ごす事になりました。
そのような状況でも、生きようとする勇さんは、
とてもたくましい人、勇気ある人だと思いました。
仕事は熱心にするし、
何に対しても努力しようとする勇さんの心を支えていたのは、
愛する日本とアメリカのために、
力を尽くしたいと思う気持ちだとぼくは思いまいした。
だから、勇さんは、これまでがんばれてこれたのだと思います。
勇さんは、自分の事より、こまっている人がいれば、
たのみを聞いてあげました。
日本がオリンピックに出られたのは、
勇さんのおかげだと思います。
選手が宿泊所を探していると知れば、
自分の家を貸してあげる勇さんは、
とてもすばらしい人だと思いました。
とにかく、勇さんは、どんな時でも、自分の事よりも、
人のために努力を尽くし続けた事、
また、たがいに助け合い生きていこうとする事は、
本当にすばらしいと、ぼくは思いました。
自分のまわりだけでなく、
他の国の人の心までも動かせるなんて、すばらしいと思いました。
人のために尽くす事、おたがいに助け合う事、
口で言うのは、かん単だけれど、
とてもむずかしい事だと思います。
勇さんは、本当にたくましい人、
人にやさしい人だと思いました。
ぼくも、こんな勇さんのような人になれる様に努力しなければいけないと思いました。


【中学校の部・最優秀賞】
「和田勇物語」感想文
藁科佳奈さん(切目中学校2年)

今回、和田勇物語を本で読ませてもらい、
色々な思いが私の心に大きく残りました。
和田勇さんの素晴らしい心の持ち方がとても素敵でした。
自分の事を二の次にしてでも、
愛する祖国、日本とアメリカのために努力を惜しまない姿が
本当に何度も「素晴らしい。」と感じさせられました。
頼まれた事はどれだけ大変な事でも決して断りもせず、
感謝の気持ちで引き受ける和田さん。
どれだけ辛い思いをしてでも、
あきらめず前向きに物事を考える和田さん。
そんな和田さんだからこそ、
独立してたくさんのお店を開くことが出来たんだと思います。
私は、いつも「誰かのために。人のために何かをできる人になりたい。」
そう思いながらも、実際は全くで反対に人に迷惑をかけてしまってばかりです。
そして、つい自分の事しか考えられていない情けない人です。
なので、最初にも書きましたが「和田勇物語」を読んで強く心を打たれました。
和田さんは東京オリンピック開催後も
日系人高齢者のための福祉施設の整備にも取り組んだそうです。
本の中で和田さんは「お互いに助け合うこと。
それができる人はすばらしい。」と言っていました。
それは、まさに和田さん自身だと私は思います。
私自身この言葉を忘れず心のどこかにいつも持っていられるようにしたいです。
そして、ビデオの最後に和田さんの奥さん正子さんが
「人間の一生は涙の一粒にすぎないと思う。」と言っていました。
それだけあっという間に過ぎていってしまうものだとしても、
その間に自分はどんな事ができるだろうか。
どれだけ小っぽけな事だとしても、少しずつだとしても何か。
何かできる人間になりたい。
私は「和田勇物語」を読ませてもらいそんな事を思いました。



◆その他の入賞作品は以下のとおりです。(敬称略)

【中学校の部】応募者数309名・10校
☆優秀賞
大樫征平(清流中学校2年生)
森本知花(清流中学校2年生)
村中康太(印南中学校2年生)
☆入賞
玉置恵(清流中学校2年生)
井原早耶(清流中学校2年生)
古部汐里(稲原中学校2年生)
山田夏帆(松洋中学校2年生)
樫山葉月(松洋中学校2年生)
平川更紗(大成中学校2年生)
尾崎啓(印南中学校2年生)
橋爪千佳(河南中学校2年生)
久保基伸(御坊中学校2年生)
前田友結(湯川中学校2年生)
前山弘香(名田中学校2年生)

【小学校の部】応募者数469名・14校
☆優秀賞
久保井仁菜(切目小学校5年生)
土井翔太郎(志賀小学校5年生)  
田中麻絢(志賀小学校5年生)

☆入賞
中井悠葵(比井小学校5年生)
岩崎美佳(内原小学校5年生)   
中本梓(藤田小学校5年生)
森本朱音(御坊小学校5年生)
樫原佑実(松原小学校5年生)
上久保遼(御坊小学校5年生)
鴨志田蓮(野口小学校5年生)
清水大雅(名田小学校5年生)
地坂光平(川辺西小学校5年生)
小川真由(印南小学校5年生)
東さくら(稲原小学校5年生)
木村真衣(由良小学校5年生)
蔵本里穂(清流小学校5年生)

 

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