◆2006-07第2回和田勇賞授賞式・「和田勇物語」感想文最優秀賞表彰式

◆第2回和田勇授賞式

贈呈理由…岡本恒男

今回受賞された中井真理子さんは、日高町小浦出身で
2002年11月から2006年10月までカンボジア国内において
「カンボジアチルドレンズホーム」という団体に協力し、
学校建設や井戸掘り、先生の給料の支援
あるいは孤児の生活の支援などの活動をされ、
奉仕活動を実践されてこられました。
今後は活動の拠点を国内に移されるとのことですが、
その行動と精神は和田氏の精神に通じるところであり、
今回、和田勇賞を受賞して頂くに最もふさわしい方であると判断いたしました。 


◆中井真理子さんスピーチ
中井真理子さん カンボジアで私がそんなに活動できたかなと言うと、
そんなに出来てはいないのですが、
この4年間カンボジアについて、
カンボジアを通していろいろ勉強させて頂いたので
日本に帰って来て、
これから良い形でフィード・バック出来ればと思っています。 
 まだまだ未熟なので、皆さんのご指導をして頂かないといけないと思います。
今後共よろしくお願い致します。 

 ◆第2回和田勇物語感想文最優秀賞発表 
左:中筋さん、右:藤野さん  講評 中野賢一審査委員長より
小学生・中学生の皆さん方から
多くの応募作品を頂きました。
小学校の部では316名(10校)、
中学校の部では429名(12校)から
多くの作品を応募頂き感謝申し上げます。
  地元出身の和田勇さんを広く知ってもらえた事、素晴らしさを再認識して、
その偉大さと生き方に共感され自分の人生観を照らし合わせて書かれた作品を、
第一次から第三次の選考を致しまして、
小学校の部では藤野暖納さん(御坊小学校5年)、
中学校の部では中筋麻美さん(名田中学校2年生)が最優秀賞に選ばれました。
おめでとうございます。
 

◆和田勇物語最優秀賞

小学生の部

「和田勇さんについて」・・・藤野暖納さん(御坊小学校5年生)

和田さんのビデオを見て、すごくいい人だなと、思いました。

昔は、多くの人達の家が、貧しくて、

今の私達の生活と昔の生活をくらべたら、

今の私達は、ぜいたくをしすぎやなと、

和田さんのビデオを見て、思いました。

それに、昔は、ものすごく、貧しくて、大変だったのかな、と思いました。

ビデオを見て、昔は、白米があんまり、食べれなくて、かわいそうやと思いました。

その白米を食べるのは、今の私達じゃあ、あたりまえやけど、

昔じゃ、あたり前じゃなかったから、とても、かわいそうと思いました。

昔は、戦争とかがあって、多くの人がなくなっていて、

今は、戦争をしないけれど、

昔の人は、戦争当時に、一生けん命、生きようとして、がんばった人がいます。

でも、生きようと思っても、火事で、なくなる人も、いれば、

たすかった人もいて、本当に、よかったなと、思っています。

私は、家が貧しい人たちに、できるだけのことを、やってあげたいけれど、

どうすればいいのか、わからないので、しようがありません。

日本だけじゃなくて、いろいろな国も、家が貧しい所もあれば、

貧しくない所が、あるかもしれません。

私は、まだ、子どもやから、いろいろな国の生活が、あまり、わからないけれど、

でもなんとなく、そうゆう気が、します。

私の、お父さんと、お母さんが、働いているからこそ、

お金がもらえて、そのお父さん達が働いて、

もらっているお金があるから、お米やいろいろな、食料を買えていると思います。

私は、そんな、お父さんと、お母さんに、感謝しています。

私は、そんなに、がんばって、働いているお父さんとお母さんが大好きです。

和田さんは、自分で働いて、かせいだお金を、

人のために、使ってすごく、いい人だと、思いました。

和田さんは、四才のころに、親とはなればなれになって、

かなしいきもちは、私にもわかります。

私も、何ども、お父さんが、仕事の事で、転きんになったりして、

祖父の所に、何回も、あずけられて、何回も、さみしい思いをして、

かなしくなる時があるけど、それをがまんしてきました。

だから、その、和田さんの気持ちは、すっごくわかります。

私は、また、この御坊小学校を転こうするかもしれないけれど、

この学校で、すごくいい思い出を作りたいです。

これまでで、2回、転こうしてきてるけれど、

友達、百人を、ぜったいこしてると思います。

私は、友達が、たくさんいることは、すごく幸せだなと、思っています。

和田さんも、いい人やから、友達が、たくさんいると思います。

和田勇物語感想文最優秀・中学の部

「和田勇の栄光」 ・・・中筋麻美さん(名田中学校2年生)

和田勇さんは、日本を救った、すばらしい救世主だと私は思いました。
4歳の頃、両親とはなれ、さびしい生活を送っていたにもかかわらず、

日本の未来のために、オリンピックを東京で開催させました。
そんな和田さんを私はとても尊敬します。
日本のためだけに、何もおしまず、世界を旅し、

オリンピックを東京で開催させ、日本を助けたことに、私はとても感動しました。
過去など関係ないといわんばかりに、

前へ前へという和田さんの生き方に、私はとても心うたれました。
私は、過去なんて気にしたくないと思っているのに、

気にしてしまうところがあるので、和田さんをとても見習いたいです。
私にとって和田さんは、なによりの日本の救い、神だと思います。
私と同じ学校に通っていたのに、自分のことより、

人のことを第一に考える和田さんはすばらしい方だと思います。
名田のなによりのほこりです。
そんな和田さんの苦労をふみにじることのないように、

和田さんがつくりあげた日本のこれからの未来を

今度は私達が守っていこうと思います。
あんな悲さんなできごとをもうくり返さないように、

和田さんの苦労の末、できたすばらしい日本をこわさないように、

それは私達にたくされた使命でもあるのです。
和田さんが理想としていた社会を私達がつくりあげ、

ほかの国で起こっている戦争、社会問題などを私達が変えなければならないのです。
とても大変なことだけれど、和田さんはだれもたよらず、

自分の力だけで日本を変えたのです。
和田さんはやっぱり日本のほこりです。
そして、和田さんは私のほこりです。



表彰式

◆その他の入賞者については、以下の通りです。(敬称略)

【優秀賞】
廣田絢香(由良小5)
山本悠世(松原小6)
東村奈緒(白崎小6)
中塚宣子(白崎中2)
岡崎真歩(由良港中1)
寒川大輔(河南中2)

【入賞】
山田紗衣(松原小4)
酒井勇人(松原小6)
徳田侑加里(白崎小6)
谷釆奈(松原小5)
岡本恵茉(内原小5)
山本佳子(大成中2)
宮本彩恵(御坊中2)
鉢本祥子(美山中2)
岩田苑華(御坊中2)
芝千晴(印南中2)
西川真弘(御坊中2)

【特別賞】
小畑智恵(御坊中2)
石方紀穂(由良港中2)

 

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